菊菜なニコニコしながら駆け寄ってきた。



「お、夏目じゃん。」



自転車置き場から帰ってきて私達の方へくる。



「お帰り、瞬」



「おぅ。」



「おはよう、海藤君。今日も凜香と一緒に登校してきたのぉ?」



菊菜はニヤニヤしてる。



「いいじゃねーか!別に!」


「朝っぱらから仲良いね〜つか、自転車とか(笑)」


「うっせッ!!」



瞬は顔真っ赤。



「顔真っ赤だよ?瞬」



どーしたんだ?



「あ…いや、その…」



瞬は顔を隠す。



「…?」



今度は瞬を見て菊菜が笑う。




「アハハッ!ま、海藤君、頑張って!」



「うっさい!」




「え?何で笑ってんの?教えて〜」



意味が分からんっ



「ん〜それはー…秘密っ」



チラッと瞬を見てからニコッと笑う。



「……凜香は知らなくていい!」



「何で〜?」



「ね、もう教室行こう!」




「うん!」



3人とも、同じクラスだからラッキーだよね。




あ、ちなみに私達のクラスは、1年4組。一年生で6クラスもあるんだよね。