久々よく寝れた気がする。

隣に寝ていた一平の髪の毛を
触りながら見つめる。


私の…彼氏?


昨日の話は嘘だったんじゃないかって
考えが過ったり、
初めて聞いたあの言葉。
『愛してる』って言われた耳を
触ったり…落ち着かない。

まだ起きてない一平に
私も呟いた…。


「一平っ…愛してるよ…」

一人で言ってる事に
恥ずかしくなって顔が熱くなる。
おでこにそっと口付けすると

「朝から…大胆な起こし方な事でww」

「えっ…。起きてたの!?」

「寝れるわけねぇだろ。
雫が隣に居るだけで ヤベェんだよ。」