「雫帰ってこなかったじゃん…」

「えっ!?……ごめんっ」


待ってたの…?
まさか…………………ねぇ。

申し訳ない気持ちで
ひたすら謝り続けた。

「今日は仕事ないんだけど…
雫ん宅行っていいんか?」

「あ…うん。大丈夫だよ。
じゃあ、お詫びに
ご飯作ってるよ…」

「ラッキー♪
雫の飯 超うめぇもん!」

「拓海~ほんとごめんねっ!!」

「いいって!
おかげで今日 休みだし♪」


ん?おかげで?
よく理由は分からなかったけど
電話を切って1時間後位に
拓海が帰ってきた。