「ちゃんと話聞けよ」

「話…?」

「なんで俺を避けた?」



ほへっ?
だって…それは…。


「雫に帰れって言われて
へこんだし。

ベットで泣いてるの見て
俺とエッチしたのを
後悔してんだと思った。」

「えっ…だって、あの時…」


「佑香?」

一平からその名前を
聞くのが怖かった…。

「…彼女でしょ?」

「…うん…………」


ほら…やっぱり。

「今も付き合ってる…んでしょ?」
「………………」


聞くんじゃなかった。