「一平チャンは雫しか見てなかったよねぇ~」
悦子は携帯を弄りながら
私に言う。
「いつの話よっ」
「そうだよ~。
雫がぶっ倒れた後
すぐに 雫の元に行ったしねぇ~」
鮎まで…。
「認めちゃいなさいよ♪好きって」
二人が満面の笑みで見つめてくる…。
あ~っ!!
そんな顔で迫らないでよっ…。
「だって…。
アイツの考えがわかんないんだもん。
一緒に居たけどさ、
隙さえあればキスされて、
夜は一緒のベットに寝ててもさ、
手出して来ないし…
好きだなんて…言われてないし…」
ダラーンと机に伸びながら
話す…。

