俺様な狼!?


うぐっ………/////…。

朝から…またからかわれた?
こんのぉ~!!!!!


振り上げた手で
ほっぺを叩いてやろうとした
けど、簡単に捕まった。

「何度も同じ手にかかるかよ」


そう言うと私のおでこに
キスをして部屋から出ていった。


………馴れてる…。
なんなのアイツっ!!

急いで服を着ると
鮎の元に駆け寄った。


えっ…。
ドアを開けると
壁にもたれ掛かった奴がいて

「帰るぞ」
と肩に腕を置かれた。

「何でアンタの言う通りにしなきゃ…『し~っ!!』

口を手で覆われて
眉間に皺を寄せた。