そう思いながらも家に着いた



「うわ~…
でかい家。」



すんごいでかい。



5人で暮らすだけなのに?



何でだろうってくらいにでっかい



「でわ、私はこれで」


佐藤は車に乗ろうとする。



「え?ちょ、待ってよ!
せめて中までっ…」


「フフッ、大丈夫ですよ。
己を信じてください」


己って…。
信じれないでしょ!(泣)



「で、でも…」


「安心してください、郁お嬢様。
あなたは奥様の娘です。
絶対に大丈夫です」



何それ!


ママの娘だから大丈夫ってことはないでしょ!



「でわこれで」


えっ


ちょっ



待って…




ブゥゥゥゥゥン―


行ってしまった…


あーあ…



これからどうしよう(泣)