そんな人の心配なんかしないでよね!
どうせこんなものに金使ってるんでしょ!?


「みーんな金持ちだから、
大丈夫、安心して」


「そんなのどうだって…」


「私には大切なことなの。
賭けと一緒なの。
お願いだから決めなさい」



…はい。


言ったら絶対に言うこと聞くまで言い続けるから、
もう諦めます。


適当に決めて早くこの騒動終わらせますよーだ。




「イケメン5人さんがね、郁に惚れちゃってるの♪
ママ本当幸せ~♪」


幸せって…。



でもさ~、

「てか私この人たち知らないよ?」

うんうん、
そうだよ。


なぜ惚れた?(汗)



「郁知らないの?
あなたはほかの学校でも有名らしいよ。」



…は!?

何で!?
どうして!?


「学園1のモテ女なんでしょ?
海と空からも聞いてる!
さすが私の子だよね♪」


…そうですか。



なんか…


なんか、もう疲れたな…。