「嫌いになんてなれるわけないよ。もっと大切にしなきゃって思った」
「秋津、苦しい……」
まるで輝の存在を確認するように、ひたすら強く抱かれる。
「ごめん、もうちょっとだけだから……」
それに応えるように輝は苦しいながらも、ゆっくり自らの手を秋津の背中に回した。
「ごめんね、苦しかったよね」
しばらくして、ようやく秋津から解放された。
されている時は苦しかったが、逆に離されてしまうと少しそれが寂しくなる。
「うん、でも大丈夫だ」
あんまり秋津がしょぼくれるもんだから、安心させるように柔らかく笑った。
チュッ
「ーーーーーーっ///」
秋津の唇が軽く輝の唇に当たった。
「もう、これでも照れるわけ?」
「あったりまえだ!!平気なお前がおかしいだろ。お前は外国人か!」
楽しげに笑う秋津とは逆に輝はゆでだこのように真っ赤になりながらツッコんだ。

