部屋に帰ってみれば、暗闇の中でチカチカと携帯が光っていた。
『受信メール2件、着信3件留守電1件』
なんとなく気づいてはいたが、意図的に見ないようにしていた。
携帯を開くと、相手は奈留美と…
「秋津、真秀……」
奈留美は
『明日病気とかよく分かんない原因で決着させた顔して登校してきたらぶん殴るわよ。目は充分冷やすこと。ちゃんと歯を磨いてから寝ること』
と色気が微塵にも感じられないメールが1件来ていただけだった。
「コイツはエスパー母さんか……。最後の絶対いらんだろ」
呆れながらも奈留美なりの気遣いに感謝する。
少々悩んだが、一応秋津のも確認する。
『相当体調悪そうだったけど大丈夫?僕のことは気にしないでね!ゆっくり休んで早く良くなってね^^』
女の子のように器用に顔文字まで入れてくるところに普通に感心する。
続けて留守電も確認する。
こちらも秋津からのものだった。

