ストーカーがきゃぴきゃぴ声なのに少々幻滅しながら戦闘態勢で輝は振り返った。
「なにかなっ!!」
振り向くと同時に殴りかかろうとした。
「ぬあっ!」
反射的に掴まれる手。
「やるじゃん」
ま、ストーカーだから褒めたところでか…
「でやっ!」
と、もう一発かましてやろうとした。
「待って待って!タンマ!!」
胸の前でばってんを作るストーカー。
輝は仕方なく動きを止める。
「あの、僕に見覚えない?」
「誰があんたみたいなストーカーに見覚え…」
あるか!!ときっぱり否定する前にピタッと口が止まってしまった。
「イイイイケメン変態野郎!」
状況が全く理解できない。
どういうことだ?
目の前にはあのきゃわいらしい変態野郎が立っていた。

