乙女な彼氏には牙がある!?




「よっしゃ、じゃ明日駅前に1時な!」


涼は嵐のように電話を切った。


これってデジャブ?


輝ちゃんは全然いいのに涼になるとほんとウザく感じるんだよね。


ま、根は良いヤツなんだけど。


たぶん、明日遊ぶのもきっとアイツなりの心遣いってことなんだろうな。


この真秀様には不必要なことだけど。


ピリリ、ピリリ


また携帯が鳴った。


まさか、今度こそ?!


「残ねーん。涼ちゃんでした」


「……死ね」


「死にませーん。まだまだ俺はしぶとく生きるもんな!」


コイツのこのどんだけヒドいこと言ってもメゲないとこ、僕尊敬してやろうかな。


「なんでもっかいかけてきたんだよ。俺が電話切らないうちに早く言え」


ま、直接なんて死んでも言ってやんないけどね。