絵文字も無けりゃ、顔文字も無い。 そんな可愛げのかけらも無い紙切れを見ながらあたしは体の奥から沸き上がる興奮を抑え切れなかった。 それはもちろん恐いし、膝は相変わらず笑ってるけどね? けど、嬉しいんだ。 やっとやっとこの時が来たんだって。 ずっと待ち望んでいた復讐が出来るって。 大好きな…… 大好きだった、紫苑の仇がやっととれるんだって。 その時のあたしは余裕をこきすぎていたのかもしれない。 それを後悔するのはもう少し後のこと。