「ぉ、おう。」 「そうだよな…。」 「桜姫って憧れって感じだったから信じれなくて…。」 皆が次々に謝ってくれる。 握手を求めてくれる人も居た。 敵なのに、ライバルなのに、一人もあたしを咎めたりしなかった。 皆の目に浮かんでいるのは、激しい憎悪でも非難の白い目でも無く、尊敬と憧れの視線だった。 一瞬でも皆を疑った自分が憎い。 バカだ、あたし。 こんなあたしを認めてくれた皆を…。 ありがとう。 ありがとう。 こんな仲間が居て良かった――。