あげは「……んぅ…。」


ぁあ…あたし寝ちゃってたのか。

オシャレな壁に掛かったワンピースの時計を見てみるともう朝だった。

ルフィーの伸びた長い方の手が7時を指している。


道理で小鳥の大合唱が聞こえて来るわけだ。


〜〜♪♪〜♪

小鳥のうたがぁ〜♪

聞こえて来るよ〜〜♪

ピチッピチッピチピチピチピチピッピピピッー!!


(最後テキトーだな…。)




ぇ…でも皆は…

周りを見渡そうとして起き上がろうとすると首のあたりに重みを感じる。

ついでに鎖骨あたりに熱い吐息も感じられる。


視線だけを下に下げてみると…




騎士があたしの首に腕を巻き付けて寝ていた。