「大丈夫じゃないもん!!」



ぷくー


ほっぺを膨らませてみる。




「はいはい。
なにやっても可愛いだけなんだから」


「お世辞は結構ですッ」



自分が残念な容姿だってことは
自覚してます!!



ふーんッ


さらに膨らむほっぺを見ながら
海雨は呆れたように
「わかったわかった。
無自覚さん」



と言った。




「てゆうか、
昨日会ったばっかなのに
かなり打ち解けたよね~」





…たしかに…