「だから意味が違うって言ってんのがわかんないのか!!」

「それに限界なんだよね。
尾形に好き放題にさせてるユズを見てると腹がたつ」

ええー!!完全に八つ当たりじゃんかよ。
私、完全に悪くないよね?
悪いのは確実に尾形だろ!

しかし、今の状況は本当にヤバい。こいつが怖い。

冷静に見えてるかも知れないけど心臓は今にでも爆発しそう。

「ごめん、だから本当にやめてくれ」

素直に謝れば引いてくれるかもしれない。

「ヤダ」

唇が重なって無理矢理、口の中に舌が挿入してくる。

「…やめ…ん…」