極甘☆2人だけの保健室



女タラシだろうが、
チャラかろうが、
やっぱり高倉くんは高倉で優しいよ…。

嫌いになんかなれない。


「…高倉くん…。この間はごめんね…」


今なら言えそうな気がしたら
自然としゃべっていた。


「あー…あれはだいぶ俺も悪かったし。
謝らなくていいって。それより…」


最初は真剣な眼差しだったのに、
ニヤリと笑う高倉くん。


「あのあと、資料室の本全部俺がはこんで、しかも職員室でその本たちのバーコード貼り手伝わされたんだけど」

「ごめんっ…ありがとう」

「この代償どうしてくれるわけ?」



えっ

たしかに私ひどいことしたけど…
お礼と謝罪だけじゃダメなの?!


「…代償とか言われてもっ…」


「へぇー? 俺に借りつくるわけ?」

ニヤリ。


さっきまでの素っ気なかった高倉くんはもうどこにもいない。

嬉しいけど…対応に困る…!




「えぇー…じゃあ、何がいいの?」