極甘☆2人だけの保健室



「「きゃーーっ!!!」」

クラス中の女子の声が重なる。

と、同時に皆川くん以外の寝てた人も顔をあげ、クラス全員が…

なぜか私は皆川くんに抱きつかれてて…その状況を驚いて見ていた。


「皆川くん…離してっ…!」

うわー!
みんなが…っ!

なにやってんの、皆川くん!

「……んー…」


「みーなーがーわーっ!」

数学の先生が右手に持った教科書で、すぱーんと皆川くんの頭を叩いた。

「っ…いってえっ!」

それと同時に、男子からは冷やかしのような冗談が。女子からは無言の圧力が。


がばっと、皆川くんが私から離れると、叩かれた頭を左手でおさえた。


「大丈夫か?咲井。」

「は、はい…」

「皆川。放課後職員室こいよ」

「あぁ…はーい。」


皆川くんは状況判断ができていないのか、どこまで進んだ?とか聞いてきた。


…そんなこんなで、
数学は終了。