「皆川くん! 問3! ここ、ここ!」 私が自分のノートに書いてある答えを、皆川くんの机の上に置こうとする。 「……ん…。なに…?」 「起きたっ! ここ、ここ!」 みんなの視線が、すでに私たちに痛いくらい集まっている…。 「皆川!寝てたのか。」 皆川くんは 寝起きが相当悪い様子。 机から顔をあげても、ぼーっとしてて…どこを見ているのかもわからない…。 「だれ…。村上(数学の先生)の声がするような……あ…咲井じゃん…おはよー」 おはよーって! 寝ぼけすぎ! 「ちょっ……えぇ?!」