「田中先生ひどっ!私は生まれつき運動神経悪いんです!どうせ治らないもん」
またハハハッと笑うと、田中先生は職員室へ戻っていった。
…キーンコーンカーンコーン
「あ、予鈴鳴った!」
「戻らないと~」
私たちは(私は)廊下をかけぬけた。
美優は私を追いかけるようにして、教室にはいったのだった……。
「うわっ…次移動じゃん。」
数学の授業中、皆川くんが呟いた。
「げっ。めんど…」
「咲井って、数学トクイ?」
「えっ…得意じゃ……」
「すげぇー綺麗なノート! 俺数学ニガテなんだよなー。咲井教えてくんない?」
私が書いたノートを覗く。
ノート綺麗とか嬉しいっ
しかもこんな私を頼りにしてくれるなんて…見る目があるね、皆川くんっ!←笑
「ありがとう☆ 私で良ければ教えてあげるよ!なんでも言って?」
「なんでもとか…サンキュー。助かるわ。じゃあさ、さっそくなんだけど…」
「うん、なぁにー?」

