極甘☆2人だけの保健室


「美優、さっき何か言いかけなかった?」

「いずれ分かるからなぁー…今言う必要ないか。さっきの忘れて?」

「…いずれ? まぁいーや。」


水を飲んだあと、鏡を見ながら髪を整えて、元きた教室への廊下を歩く。


「あ…田中先生…。」

「ほんとだぁ」

私たちがコソコソ田中先生を見ていると、田中先生がこちらへ歩いてきた、


「どーした?」

「いや、ただ眺めてただけー」

美優がニコッと、お得意技悩殺スマイルを田中先生へ向ける。

はんぶん無意識ってのがすごい。


「そうか…。あっ!咲井!」

「は、はい…?」

「咲井さぁー…学年集会のアンケート未提出な上に、保健室届けも担任に未提出だし。だらしなすぎる!」


「うっ…」

「美優はもうだしたけどねー♪(笑)」

「おまえら対照的だぞ?偉いけど実技そこそこ。だらしないけど実技は得意。」


私たちを交互に指差しながら、田中先生はハハハッと笑ながら冗談を言う。