あ…照れてる?
「もしかして心配…してくれた?」
少しからかいながら、皆川くんが逸らした目線を合わそうと、顏を覗き込む。
「………おぅ。」
少しだけはにかむ皆川くんがおもしろくて、さらに顏を覗き込んでみる。
「え?なに?聞こえなーい」
「……あぁーもー! うっせ! 授業中なんだから、咲井はもう前むけ、前!」
さっきまで逸らしてた目線を一瞬こちらへ向けたあと、ノートを書き始めた。
「ちぇー」
でもなんか…
いじるのって楽しいな(笑)
てか、いつもノート書いてないクセに。今日だけノートに逃げたし(笑)
「皆川くんって、
意外と可愛いとこあるね?」
まだいじってたくて、
私はまた話しかけた。
「咲井?俺そろそろ反撃していい?」
余裕そうにニコッと笑う。
…もちろんこっちは見ずに(笑)。

