「運命なんかじゃない。ただ古典の授業のとき寝たってのが同じだけじゃん。そーやって可愛いーとか運命ーとか女の子が喜びそーなこと言っちゃってさ…
私は騙されないからっ!!」
別に高倉くんは私を騙すつもり、
たぶん無かったと思う。
…けど、平常心ではいられなかった。
原因はわからない。
なんでイライラするのかも、
全然わからない。
感情的になりすぎてる理由も…
全然わからない。
全然気づけない。
「もう嫌だっ!」
突然怒りだした私に高倉くんは驚いてたけど、私は鍵を投げ捨て部屋を出た。
自分でも何をしてしまったのかわからないから…とにかく走った。

