「もぉー!やられたっ!」
資料室に入ると、ホコリが溜まったりしてて…さっさと出たくなる部屋だった。
だけど、さっきの先輩に会いたくないから、念のためドアは閉めた。
「あっ! あった…!」
ホコリっぽい資料室の中に、10冊くらいの新品の本たちが妙に目立ってた。
10冊ならいっぺんに運んじゃおうかな…って言っても積み上げたら30cmはある。
「やっぱ、美優に手伝ってもらうべきだったかな…まぁいっか!頑張るぞ!」
一人でも頑張って、積み上げられた本をいっぺんに運ぶことにした。
「さっきから独り言うるさっ…」
「…えっ?」
ドア閉めたはずなのに!
ちょっとすかしてたみたいっ
だ、だれ?
ゆっくりとドアの方に振り返る。

