資料室って…
最悪…先輩の階だよ…。
「最悪だぁー。」
そんなこと言ってる内に、次々と授業はすすみ…とうとう放課後になった。
「はぁーあ。めんどくさい。」
私は素直に、資料室の鍵を持った古典の先生に連れられて、資料室の前に来た。
「咲井どうした? 友達とかに手伝ってもらわなくても良いのか?」
先生は笑いながら、
かちゃん、と音をたてて、
資料室の鍵を開けた。
「へっ?!」
友達と協力ありなの?!
最悪っ知らされてないっ!
一人でついてきちゃったじゃん。
「あと…先生は鍵をおまえに託すから、手伝ってあげられないからな。じゃ。」
鍵を無理やり私に渡すと、
すたすたと去ろうとした先生。
「ちょっ…! 待ってください!」
「先生は職員室にいるからなー。作業終わったら鍵職員室に返せよー」
ヒラヒラと手をふりながら、古典の先生はさっさと職員室に戻っていった…。

