極甘☆2人だけの保健室


「…ぷぷっ」

さっきの甘い声とは裏腹に、突然噴き出してツボっちゃった様子の高倉くん。

「はぁ!? ななななに?!」

拍子抜けというか…ほんとにもう一回キスする気じゃないことに少し安心した。

「冗談だし。なに本気にしてんだよ」

ひとしきり笑い終わったあと、高倉くんはからかうように言った。

「冗談?! 最悪!恥ずいじゃん!」

「おもしろかったわ…じゃあな。」


今度は高倉くんから回れ右をして、あっという間にいなくなってしまった。


私はその様子を、
見えなくなるまで……
ずっと見送った。