「さーくーいーゆーうーきーーっ!」
聞き覚えのある声が…私を呼ぶ。
そんなに叫ばなくたっていいのに。
ゆっくり振り向く。
「…なに?高倉くん。」
振り向いたさきには、なぜかテンション高めの高倉くんが立っていた。
「一人で帰んの?」
「そうだけど…?」
「傘は?」
「ないよ。」
「濡れて帰る気?」
「それしかないんだもん。てゆーか、高倉くんなにしに来たの?」
「俺イイもん持ってる。」
「良いもの??」
「おぅ。ちゃちゃらちゃっちゃちゃーん」
楽しそうに効果音を言う高倉くんは、やっぱりテンション高い。
そう言いながら、高倉くんのカバンから出てきたのは……

