「ゆうきぃぃい!おかえり!」
体育館のドアを開けると、勢いよく美優が走って私の方に駆け寄ってきた。
「ただいまー」
「大丈夫だった?遅かったけどっ」
遅かった…そっか。
私遅かったことになるのか。
「うん、大丈夫だよー」
やっぱ話した方がいいよね、
遅かった理由。
でも…昼休みでいっか。
「そっか!ごめんね?? 傷はどう?」
「傷…は、えっと…」
傷は可愛い絆創膏が貼られてて…傷見せたら保健室で貼ってないことバレる…。
なら、いっそ…
今話しちゃう?
「ちょっと美優。カムヒヤー」
Come Here.のつもりが…
美優って馬鹿だったっけ?
「噛む日やぁ?んっ?なに…きゃっ」
説明するのもめんどいし、
私は美優と共に体育館の外に出た。(←というか引っ張り出したに近い)

