「あったけー…おまえは?あったかい?」
さらにぎゅぎゅーっと抱きしめながら、高倉くんはテンション高めに言う。
「あったか、ぃわけない…でしょ…」
「寒い?」
「…熱いっ、よ!」
「なんでー?」
その言い方。
わかってるくせに。
「とりあえ、ず…離してっ?!」
するとあっけなく…体が離れて、さっきまでの熱がだんだん薄れていく。
「なんで熱いのー?」
「もぉー!さっきからからかいすぎ!もう授業戻らないとダメじゃん!」
「…めんどくせぇー」
さっきまでの甘々モードはもう終わったのか、面倒くさそうにあくびした。
「私だってそうだけど、戻ろ?」
「めんどくせぇーから俺ここで寝るわ」
「えっ?ここで!?」
ここで寝たら、
ルナ先輩に見つかっちゃうじゃん。
「おやすみー」

