かさっ…
すると背後に人影を感じた。
「あれぇー……夢斗っ?」
ハッと振り向くと、バッチリメイクをきめたギャルっぽい美人の先輩がいた。
「あ、ルナ先輩。」
高倉くんが驚かず平然と言う。
「だから何度も言ってるけど、ルナって呼んでよ、も~!」
可愛く笑う彼女からは、甘ったるい香水の臭いが漂ってた。
高倉くんは、なんで入学したばっかりなのに、もう女子の先輩とかかわりあるんだろう…?
「てゆーかさ、そこの女だれ? 一年みたいだけど…誰なのよ?」
つけまつげの付いた大きな目を細くして、ルナ先輩?に睨まれた。

