「キスもうまいし。」 「そーなんだぁ…」 特に興味も示さず、 テキトーに返す。 そりゃモテるんだろうな…経験も豊富なのか…私とは運例の差…。 「おまえ変わってんな。」 「え?」 「女は、そう言ったら絶対してみて?とか甘ったるい声で言うのに。やっぱ咲井有希だ、おまえは。」 高倉くんが嬉しそうに笑った。 「私は咲井有希だけど…え?」 「…あぁやべぇ…」 「? ……わっ!!」 突然倉庫の屋根から飛び降りて、床に着地した。