うわぁぁぁああ!! 怖くて声は出せなかったけど、私たちは倉庫の屋根に綺麗に着地した。 「怖かった…」 「こんなんで怖いって…しかも不器用だし。なんか得意なことないのかよ?」 まだ私をお姫様だっこしたまま、高倉くんは笑いながら聞いた。 「あるよっ!」 勇気を出して、 高倉くんを見上げて言った。 やばい…心臓が、さらにうるさく鳴り出した…整いすぎだし…! 「へぇーあるんだ?」 馬鹿にしたように言った。