「やっべぇ。来るじゃん、あいつら…」 あいつら?! その呼び方に少しつっかかりつつも、 私は続けた。 「保健室来たらやばいの?」 「まぁな。またサボりだとか言われんの面倒だし。逃げるぞ…」 「えっ?! まだ絆創膏…」 私は剥がされた絆創膏を手に持ちながら、聞いた。 「それはまた後で。」 そう言うと私の手を引きながら、 もう片方の手で窓を勢いよくあけた。