【短編】灯り

病院につくと君は変わり果てた姿になっていた。

君は色んな管につながれ、とても痛々しく

僕は君を直視する事が出来なかった。





その時君が、最後の力を振り絞ったかのようにふと目を開けた。

僕は真っ先に駆け寄り君の名前を何度も叫んでいた。





「知くん?…あの…ね、



私…ね、ずっと…ずー…っと、



知…くんのこと………



好き…だったん…だよ?」