それからというもの僕たちはあまり会わなくなってしまった。

学校ですれ違うくらいで言葉もかわさない。

でも僕はずっとずっと君を想っていたんだ。





そんな時、母から電話が来た。

「あかりちゃんが交通事故だって!

一刻も早く病院に来なさい!」

僕は耳を疑った。

なんで守ってやれなかったんだ。

僕が恥ずかしがらずに想いを伝えていれば、

こんな風にならなくて済んだのかもしれない。

後悔しきれずにはいられなかった。