ーー・・・・・チチチチチッ
 



ん? 鳥の声が聞こえる・・・?





「・・・・る・・・ちゃ・・・」





男の子の声だ・・・・・
そしてまた聞こえた。




「留美ちゃん!」







その声に私は、ゆっくりと目を覚ました・・・・・
そこには、木々のあいだから差し込む木漏れ日がきらきらひかり、
ときどき、綺麗な木漏れ日が、顔に注ぎ込み
目をかすめてしまう。






「お~い!留美ちゃんてば!」
男の子が呼んでいる。





「何でこんなところに寝てるの?」
っと私に疑問をかけた。




「わからない、なんでだろ?」
私は首をかしげた。
男の子が心配そうに私の顔をのぞいている・・・





「起こしてくれてありがとう!・・・・・・くん」




えっ?私今男の子のことなんて読んだの?
だんだんその会話がだんだん小さくなっていく?
あっあれ~~~~?








ピリリリリッ ピリリリリリリッーーーー・・・・