勤め先の花屋から数分ほどの砂浜。


僕の大好きな場所。


ここから見る夕日は本当に綺麗なんだ。



嬉しかったとき

つらかったとき

泣きたかったとき


僕はこの砂浜に来て海に向かって感情を投げ付ける。



誰にも甘えることはできないから


せめて この海の前では

僕は一人 身をさらすんだ。


夏はたくさんの人が此処へ来て海水浴をするけど


まだ熱い毎日からはちょっと早い今は
ほとんどだれもいない。



西へ沈む太陽

空は赤色 灰色の雲

海は青色



あぁ、今ここはいろんな色に包まれている。



そして、銀色の髪


白いワンピース