私の灰色の羽根。


空に漂う雨雲みたい。


一生消えない過ち―…







 「人を殺すことは罪


どうであれ貴方は その手で 生きている者を 死に向かわせたのです。


チカラを貴方から奪います。


―いえ、全部じゃありません。残されたチカラを何に使うかは自由です。



貴方の羽根がもう一度


元の純白になれば


その時はまたチカラが戻ってくるでしょう。」



そうして私は堕ちた


深い疑問と 胸に抱える想いが絡まって

より濃く羽根の色を染めながら…