「うへ~っ着いたぁ…」
「寒ーいっ」
「早く中に入ろー」
お店の中は、
人の温度と、
厨房の熱で暖かかった。
「暖かいねぇ~」
「うん」
「何食べる~?」
そっから、
それぞれで注文して、
1ヵ所に集まった。
アタシはダイエット中だから、
カフェオレとポテトだけ。
でも、2人はそれ以上に少なかった。
ちゃんと食べようよ…。
だからそんなに細いんだってっ
「食べたかったら食べてええよ~」
「「ありがとぉ~」」
そっから食べながら恋バナ。
アタシと瑠羽ちゃんの話は尽きることがない。
美沙の元カレの話は衝撃的やった。
中学生でもそんな恋愛ができるんやな…
って思わされた。
美沙の元カレをアタシはあんまり好いてなかった。
けど、
それ以上に最低だったなんてね。
やっぱり、
アタシは受け付けないよ。

