だけど、隆の顔が徐々に

近づいてきた。

え?

私のことが好きなの?

そう思っている間に唇が触れた。

とても柔らかい感触で心臓が

飛び出そうだった。

私、キスしちゃった・・。

でも、なんでだろう。

嬉しいはずなのに悲しくなった。

あぁ・・・。

付き合ってないからか・・・。

ちゃんと言葉がほしいよ。

何回か照れながらキスを繰り返した。

今日はこれだけでも幸せだなぁ。

幸せの時間もつかの間、

時間が迫ってきて私たちは外に

出ることになり移動した。

移動しているとあるビルの前についた。