光を失った世界~闇と光と運命~

それでも、私はやめなかった。

いや、やめれなかったんだ。

依存してしまった。

昔、私をいじめた女の男を

全部奪ってやった。

ざまあみろって感じ。

だけどまだ穴が空いている。

街を歩いているとカップルを

目にするけれど本当にお互いが

思いあってる?

そんなことわからない。

所詮、他人止まりだから。

いくら分かろうとしても

分からないこともある。

今の私には何を見ても否定的。

冷めすぎて何もかもが疑いの目で

見てしまう。

何も見えない。盲目。

毎日遊んで、年齢ごまかして酒を

飲んだりお金がほしくてキャバに入った。

キャバクラには居場所があると思った。

毎日、客は何百万と払い嘘と欲望に

満ち溢れた世界だった。

汚れた世界にいてると何が

汚れているのかも

何もわからなくなった。

作り笑顔で相手に底をつくまで

金を使わせる。

借金させても金を貢がせる。

それがキャバクラ。