きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

そんなことを思い、ポッと頬を赤く染めると……。


先生は机にバンッ! と両手をついて、あたしの顔をのぞきこんだ。


「それとも? おまえの足りない頭では、中3の数学も解けないか?」


「ななななな……」


「おまえ、成績悪いもんな?」


「ななななな……」


「でも……」


そんな言葉とともに、先生は机をまわって、あたしの座る横に立った。