きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

そんなあたしの叫び声と……。


「ほぉ……。キス、ね」


そんな、地の底から響くような黒いオーラに包まれた、寒気がするような低い声が重なった。


「持木さん。それは、俺の授業を邪魔してまで、告白したいことだったのかな?」


トントンと、細い白い棒の先が、あたしの腕に軽く触れる。


「不純異性交遊の話なら、もっとこっそり、影でしなくちゃ」