きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「もう黙れって……」


圭輔はガタンとイスを倒しながら、立ち上がった。


そして、ツカツカとあたしの元に大股で近寄ると、あたしの腕を掴んで、引きずり寄せた。


「いいから、座れ!!」


そんな圭輔の乱暴さにびっくりして、あたしは圭輔の大きな体をバンバン叩いた。


「バカ、圭輔っ。離してよっ。約束破ったことを怒ってんの? でも、仕方ないじゃん。だって、どうしてもキスしたかったんだから!!」