きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「……おい、莉子」


あたしを呼ぶように、圭輔が片手を振っているのが、視界の隅に映った。


でも、やめないもん。


だって、あたし……。


「初めてなんだよ? すっごい勇気出したんだから」


記念すべき、あたしの初彼氏。


しかも、一生の思い出に残る、初めてのキス。


それを……。