きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「……ったく。もういいよ」


ふんっ。そんな風に鼻を鳴らして、あたしはイスから立ち上がった。


「あたし、トイレ行ってくる」


「……は? 今から?」


圭輔は、腕時計に視線を落とした。


「やめとけよ。もうすぐ先生くるぞ?」


「いーもん。圭輔、言い訳しといてよ」