きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「莉子がオレを溺愛する以上に、オレ、莉子を溺愛するつもりだけど、それでもいい?」


思ってもみなかった蒼空くんの言葉に、うれしくなって、あたしは大きくうなずいた。


「あたしは、もっともっと、溺愛するもん!!」


「バーカ。
オレの方が、その数十倍も……。
溺愛してやるっつーの。
覚悟はいい?」


ちょっとあたしを離した蒼空くんは、斜めに顔を近づけた。


「キャンプファイヤーの魔法でさ。
オレ達、これから、ずっとずっと……。
ラブラブだな」