きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「でも、でも、でも……。
あたし、ね?
“男の子”の蒼空くんも。
“男”の蒼空くんも。
どっちも、全部、全部、好き!!」


「…………」


「大好きで大好きで、仕方がないの!!
だから、むぎゅーって、抱きしめていい?
それで、ずっとずっと、溺愛してもいい?」


すると蒼空くんは……。


さっきのあたしの倍の力で、むぎゅぎゅっとあたしを抱きしめた。