「……そうなの?
え……。
ありがと……」
お礼を言ったあたしの頭を抱き寄せ、蒼空くんは、ぽんぽんと……。
愛おしそうに、軽く叩いた。
「オレ、けっこう頼りになる男だろ?」
「うん。
でも……」
「でも?」
蒼空くんから体を起こして、あたしは蒼空くんの目を見つめて言った。
え……。
ありがと……」
お礼を言ったあたしの頭を抱き寄せ、蒼空くんは、ぽんぽんと……。
愛おしそうに、軽く叩いた。
「オレ、けっこう頼りになる男だろ?」
「うん。
でも……」
「でも?」
蒼空くんから体を起こして、あたしは蒼空くんの目を見つめて言った。

